メディア掲載記事
 
 

Wednesday, February 04, 2004, 12:45

2002/02/04 - Nikkei

古民家移築推進へネット
NPO都会のマンションに和室

細かい桟の障子、一対の鳳凰(ほうおう)を彫り込んだ欄間、投網模様のガラス窓付き書院--。古民家の保存を目指し、部材の再活用を進める非営利組織(NPO)「エコ住宅リサイクルバンク」は、古民家の移築を推進するために、利用者や提供者のネットワークづくりに乗り出す。

移築の第一号が、このほど横須賀市の新築マンション十三階の一室に実現した。障子や欄間などの建具を再活用した和風家屋の伝統を伝えている。施工したのは住宅リフォーム専門会社だが、代表の二藤忠さんは同NPOの理事長でもある。移築を相談された二藤さんは、マンションを施工したゼネコンと交渉、十畳間を八畳間に仕立て直した。家の解体に五百万円、マンションヘの再生に三百五十万円かかった。施主は、「銀行勤めの祖父が昭和四年に建てた家を、一部でも何とか残せて良かった。趣昧の書道をするには格好の部屋です」と話している。都会で暮らす子供と同居しても、慣れ親しんだ部屋で暮らしたい高齢者は多い。移築が普及すると同時に、ネットワークが拡大すれば、地方から都市への「部屋付き引っ越し」が実現しそうだ。


 

Friday, February 01, 2002, 12:44

2002/02/01 - Seishimei

あんぐる

解体した古い民家の廃材で、マンションに住み慣れた部屋を再現する-そんなリフォーム法が話題を呼んでいる。

▽ 昨年十二月に設立された「エコ庄宅リサイクルバンク・ヨコハマ」(横浜市)が提唱しているもので、目的は庄文化の継承と古い民家の解体から生じる廃材の再利用。

▽ その第一号が神奈川県横須賀市のマンションで実現した。築七十年の民家の持ち主の「家の思い出を残したい」との願いにこたえたもので、投網(なげあみ)模様のガラス戸、鳳凰(ほうおう)が彫られた欄間(らんま)、柱、床等、書院造りの一室(十畳)がマンショソの一室(八畳)に再現された=写真。

▽ 解体、運搬、移築を含め、費用は八五〇万円と安くはない。が、家の解体で寂しい思いを余儀なくされるはずだった持ち主は、「祖父母の思いのこもった部屋が見事に再現できていて」と、思いがけない福音に感激。

▽ 伝統建築の保存、木のいのちを生かす廃材の有効利用に加え、大切な思い出を残す、おしゃれで個性的なこのリフォーム法、〃癒し"を求める人々の注目を集めそうだ。


 

Monday, January 14, 2002, 12:39

2002/01/14 - Yomiuri

マンションの中に古民家の部屋再現
建築廃材減らす効果も横須賀市内のマンションに移築された民家の一室。

書院の窓に飾られた投網模様の細工が美しい

解体した古い民家の柱や違い棚などを利用して、マンション内に、昔の部屋を再現する。こんな新しいリフォームの手法を市民団体が提唱している。鉄筋とコンクリートの室内を、伝統的で個性的な部屋に変えて楽しむことができるうえ、建築廃材を減らすこともねらいだ。このリフォーム法を提案しているのは、建築廃材の再利用に取り組んでいる「エコ住宅リサイクルバンク・ヨコハマ」。「首都圏では毎年、民家が壊されて、マンションが建っていく。建築廃材の山ができ、伝統的な工法も廃れていく。古材をマンションの中で使うことで、こうした問題が解決できる」と理事長の二藤忠さんはいう。同バンクの肝いりで、このほど、神奈川県横須賀市のマンションに、古民家の和室を再現した第一号の住居もできた。昭和初期に建てられた築七十年の民家が、マンションに建て替えられることになったれた際、「家の思い出を壊したくない」という地主夫妻の意向で、夫妻が入居するマンション内の部屋に住み慣れた和室をほぼ再現した。

細かい投網の模様が入った書院のガラス戸、鳳鳳が彫らのほど、欄間などが再生された。柱などはわざと洗わず、年を経た雰囲気を残した。このため、ヒノキの柱には昔の落書きがそのまま残る。防火上、天井板などは不燃ポードを使っているが、ほとんどわからない。ふすまを閉めてしまえば、古い民家の一室のよう。民家のガラス戸や暖炉なども移築された。

費用は、民家の解体に五百万円、マンション内への移築費に三百五十万円かかった。「エコ住宅リサイクルバンク・ヨコハマ」では、今後、古材を提供したい人、使いたい人、再生技術をもった大工や建具師との橋渡し役として活動していく予定で、現在、NPO法人に申請中。すでに、埼玉県から別の物件の移築の依頼も入っているという。





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