| Thursday, November 21, 2002, 08:45
2002/11/21 - Kozai Auction
川崎の古民家解体見学会&古材オークション
70年前、ご主人が大切にしていた庭のケヤキで建てた家。
家主の強い想いもあり、新しい家で活き続けることになりました。この想いを叶えるのは日本古来の優れた建築技術とその技術を現代に受け継ぐ専門業者です。今回、家主のご好意と業者の協力を受け、在来木造建築の新旧の熟練した職人技術を多くの方に間近に体験していただく会を開催いたしました。長い間、家を支えてきた柱や梁を新しい家で再利用するために職工の手によって、部材をひとつずつ丁寧に取り外していく手壊しという手法を用います。現場職人による解体の手順や建築工法の実況解説とS邸で再生しきれない古材たちに新しい家主を見つけるオークションを開催しました状況をご紹介します。
●日時:平成14年11月21日(木)AM10:00~
●場所:神奈川県川崎市登戸S邸
●主催:NPO法人エコ住宅リサイクルバンク
●解体技術協力:株式会社恩田組
当日は晴天にも恵まれ、解体技術協力を頂きました株式会社恩田組さまのご指導により、実際に解体作業を体験いただきました。初めは遠慮がちだった参加者の皆様も、1人2人と参加していただく方が出てくると、皆さん積極的に梁に上がり大ハンマーを手にし、手壊しをしていただきました。簡単にはなかなか外れない梁や柱に、手壊しの大変さ・手間がかかる事などを実感していただけたと思います。
午前中は解体作業を行い、昼食後に古材のオークションを行いました。立派に梁や柱などから、今ではなかなか手に入らない建具などを皆様熱心に見られていました。古材や建具の価値や値段(相場)などは普段あまりお目にかかることもないので、よくわからない方も多かったと思いますが、今回出させていただいたものはとてもお安くなっていたと思います。まず、梁や柱などは再再生されたものなどもあり、およそ100年近く経つものもありました。今では買おうとしても手に入るものではありません。建具なども職人が手間ひまかけて組んだ組子などもあり、今ではそのような仕事が出来る職人自体が少なくなっていますので、なかなか手に入りませんし、作ったとしても何十万もする高価なものになると思います。オークションでは何人もの方にご購入いただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

"当日は晴天にも恵まれ、解体技術協力を頂きました株式会社恩田組さまのご指導により、実際に解体作業を体験いただきました。まずは当NPO法人理事長の二藤忠より今回のイベントの話がありました。写真中央が二藤理事長、左が恩田組・恩田会長、右が事務局宮島"

"多数のご参加を頂きました。作業は危険なので、障害保険などの手続きのため記名を頂きました。"

興味津々で作業を見守ります。

立派なケヤキの大黒柱に書かれた建築当時の内容と、板に書かれた物が出てきました。

参加者の皆様は積極的に梁に上がられて、作業に参加いただきました。参加者の皆様は積極的に梁に上がられて、作業に参加いただきました。

立派な柱と梁です。

"当日、ご協力いただいた手壊し解体では古い実績がある恩田組の皆様です。ご協力ありがとうございました。",古材オークション。

古材オークションの開始です。狭い現場に所狭しと古材や建具が並べられました。

建具をご覧になっている参加者の皆様。格子も組子細工もガラスも古い物で、どれも立派なものばかりです。

参加者に説明をしています。

"当日、取材に来ていただきました多数のマスコミの皆様、ありがとうございました。今後も、当NPO法人では様々な活動をしていきますので、
またお出で下さますようよろしくお願いいたします。"

"全ての解体が終わり建物が無くなりました。後に残ったものは、左に写っている手壊しによる再生用古材と右に写っているミンチ解体された廃材です。民家再生するために手壊しをしても、廃材の方が圧倒的に多いです。全ての建築廃材を再利用できるようになれば、資源的にも環境的にもこんなに良いことはありません。エコ住宅リサイクルバンクでは、建築廃材を少なくできるように様々な努力をしていきますので皆様のご協力をお願いいたします。"
過去のイベント情報
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